石仏群自体の所在は R1号沿いにあるので、まず迷うこともないでしょう。一方、 箱根山には網の目のように参道やハイキングコースが整備されており、 チョッと道路を外れた山道を歩けば、途中にも 様々なビューポイントや観光が設けられており、寄り道もまた 楽しいものです。蛙の滝です。 |
千条の滝です。 |
お玉ヶ池です。 |
頂上から少し下った所に 精進池があり、R1道路の直ぐ脇 に箱根石仏群の資料館があります。 |
入場は無料で、広い駐車場スペースも無料でした。資料館内部は 石仏群にまつわる資料の展示、精進池全体を見渡せる展望室等があますが、 メインは屋外にある石仏群の 拝観になるでしょう。 数多く点在している石仏群ですが、所在は 精進池の周辺に集中しており遊歩道や地下道も 綺麗に整備されている親切な敷地構成ですので、高地の立地ですが特に苦になる様な思いもせず 1時間程度の時間で全て見て廻れるようになってます。 |
元箱根石仏群は鎌倉時代の後期にかけて造られたもので、1941年 には国の重要文化財として指定されました。磨崖仏として、これほどの規模と残存は 大変貴重なものであり、全国的に見ても大分県の臼杵磨崖仏くらいしか比類がありません。 (磨崖仏) そそり立つ岩壁や岩壁を龕状に彫った内側に刻まれるなど、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を指す。切り出された石を素材に造立された石仏(独立石仏)は移動すること が可能であるが、磨崖仏は自然の岩壁などに造立されているため移動することができない。 日本の磨崖仏の造立開始時期は平安時代初期までさかのぼると言われ、 平安時代前期から後期に移行すると、全国各地に多くの磨崖仏が盛んに造立されるようになった。 中でも大分県には全国の磨崖仏の8割近くが集中していると言われる。(wikipediaより) |
八百比丘尼の墓と応長地蔵です。 |
R1を挟んだトンネルを抜けると高径3,1mの六道地蔵があります。 |
多田満仲の墓です。 |
二十五菩薩は地下道を挟んで、西と東の2ヶ所に点在しています。 |
曽我兄弟の墓です。 芦ノ湖 |
R1をそのまま下れば芦ノ湖に到着。遊覧船が有名です。 |
発着と停船が其々の船ごとに決まっているので、何所に行きたいのか 予め想定してから乗船をしましょう。乗船賃は¥1000程度です。 |
あひるちゃんもいます。こちらの貸切ボートは30分¥1500程度です。 |
湖畔の歩道を伝っていくと、箱根神社があります。 歴史は古く757年の創建ですが、それ以前にも山岳信仰の霊地として 崇められてきました。 |
平和の鳥居では水面に突き出た歩道が鳥居の真下まで 延びており、記念写真のスポットであるらしく観光客の列が出来ていました。 |