生きてる事が功名か


白糸の滝ですぅ


白糸の滝

   富士宮市を北上するR139を上井出で折れるのが 一般的です。通り伝いに沿って、しばらくすると川沿いに賑やかな 一角が見えてきます。


   白糸の滝のほか、音止の滝、曽我兄弟の隠れ岩、工藤祐経の墓、など が一帯にあります。少し離れには、桜の巨木「狩宿の下馬桜」があります。


    白糸の滝付近の駐車場は大きいのが幾つかありましたが、無料駐車場は無いみたいでした。 それでも良心的値段設定で300〜500円くらい、二輪は100円の所もありました。 見学の所要時間は1時間もあれば十分でしょう。


案内板 駐車場


    入口に土産屋の両側を挟み目抜き通りがあり、その1本道を進むと2つの滝を順番に 観賞して、1周して元の位置に戻る手はずに成っています。


    白糸の滝は、落差20m、幅150mの堂々たる大滝で、その流れる水飛沫が あたかも白い糸を引くかの様な美しさから其の名前が付けられました。 水源は湾曲した断崖から滴り落ちる富士の湧き水であり、非常に珍しい形態の滝で、 1936年には国から名勝、及び天然記念物に指定されています。


白糸の滝 案内板


白糸の滝 Shiraito no Taki Waterfalls



   何ヶ所かに写真を撮る為のビューポイントを設けてあり、 色んな方向から滝を写せる仕組みになってます。


白糸の滝 白糸の滝 白糸の滝



ちなみに、遊泳禁止です。 キャンプもです。


安全な見学道も整備されている 白糸の滝 白糸の滝



音止の滝


案内板 音止の滝


音止の滝 Otodome no Taki Waterfalls


   音止の滝は、歴史的事件を元にその名が付けられました。つまり、 三大仇討ちの一つとして数えられる「曽我兄弟の仇討ち事件」からきています。


民家裏のビューポイント 音止の滝


   こちらも落差25mの堂々たる瀑布です。豊富な水量が 付近の音を掻き消します。少し離れた民家裏のビューポイントからは、全体像が 判る1枚写真を写せます。


滝の上展望台 芝川



   滝の上展望台からは、滝壺に落ちる寸前の芝川の流れを見る事が できます。ちょうど茶屋の脇辺りです。夏場なら、お茶を片手に涼を 感じながら優雅な時間を過ごせそうです。


曽我の隠れ岩


案内板 曽我の隠れ岩


    滝の直ぐ脇に曽我の隠れ穴があり、小道を挟んだ位置には 工藤祐経の墓もあります。


案内板 工藤祐経の墓



狩宿の下馬桜



富士宮信用金庫 案内板 案内板



   滝から約1.7km南下した位置にあります。 R75沿いを下ると富士宮信金の看板がありますので、 そこを折れてください。


狩宿の下馬桜 狩宿の下馬桜


狩宿の下馬桜 富士宮市 源頼朝



    樹齢1000年のシロヤマザクラということで、「狩宿の下馬桜」と して古来よりその名を馳せていましたが、度重なる 台風等により大幹は損傷し、現在ではかつての勇姿を偲ぶ事は難しいようです。 こちらも、1952年に国から特別天然記念物に指定されています。


狩宿の下馬桜 狩宿の下馬桜



   「久しぶりだね。1000年ぶりだねぇ」




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