鷹取山は横須賀市にある標高139mの岩山です。 明治から昭和初期にかけて採石場としての歴史を残しているため 、現在は、その鋭く切立った岩肌の情景が隠れた観光スポットとして知られる ようになりました。 R16経由なら、「湘南鷹取入口」交差点を折れてループ陸橋を伝えば 道成り一本で辿り着けます。坂を上って、トンネルを過ぎた辺りの小学校が入口の 目安です。 |
鷹取公園は、そのトンネルの上を跨った山岳式の敷地構成なので 入口が何箇所か存在するようです。トンネルを出た脇の直ぐ近くに ある階段状の入口は、 磨崖仏へのアクセスが一番近いですが、歩道の 足場が悪いうえに、季節柄、夏場に行ったゆえ蚊がウジャウジャいました。 |
一方、トンネルより少し離れた 小学校の裏からも、緩やかなスロープ式の整備道が出ています。それを伝えば、 頂上付近まで楽に登る事ができて、付近にはトイレや管理小屋もあります。 |
磨崖仏の高経は8mですが、深彫仕上げのため非常に迫力がありました。 弥勒菩薩を彫り込んだもので、同市の彫刻家、 藤島茂氏が1年の歳月をかけて昭和40年に完成させたものです。 |
頂上には展望台が設けてあり、139mの高さから パノラマ景色が楽しめます。晴れて条件が揃えば 富士山までを遠望できるそうです。 |
横須賀港は目下の直ぐに広がっているので綺麗に見えます。 |
岩肌に所々、窪みが形成されていますが、 これは ロッククライミングの練習で打ち込まれたハーケンの跡だそうです。 現在では、公園内での競技は禁止されていますが、協議会への登録を済ませれば 可能になっているようです。 |
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