横須賀基地は、季節毎や日米の主要な祭りの際など比較的頻繁に 開放見学されています。ここでの写真は2012年の8月に行われたフレンドシップデーの様子です。 横須賀基地の所在は、R16を南に進路を取ります。 当日はゲート前の歩道に大行列が出来上がっていますので、まず迷うことなく 辿り着けるでしょう。ゲートは3ヶ所(正面ゲート、三笠ゲート、三笠公園内ゲート)と ありますが、本祭では「三笠公園内ゲート」のみが入場可能でした。 入り口で手荷物検査 があります。 |
三笠公園内ゲートには、記念艦「みかさ」の展示があります。 |
横須賀新港から東方向を望むと、猿島が見えます。 終戦までは一般の人の立ち入りは禁止されていましたが、現在はエコミュージア ム猿島として連絡船で気軽に訪れることができるようになっています。 |
湾の周囲は 芝生が整備されており、沢山の人々が午前から大きな茣蓙を敷いていました。 どうやら、同日の夜に行われる開国花火大会の場所取りのようです。 |
バスが走るくらいに敷地は広いです。マクドナルドもあります。 |
ボーリング場や映画館もあります。映画館の当日はボディビルコンテストが 行われる予定で、付近にはムキムキの大男達が闊歩していました。 |
同日のイベントには、ロックバンドのコンサートも行われます。敷地の 一番外れには球場もありました。 |
その他、郵便局や消防署もあります。 |
ピザがご当地名物のようです。 |
基地の西側は入り江の湾になっており現役軍艦が何隻も停泊しています。 開放日の最大のイベントは、艦船の内部見学になるでしょう。手前BERTH8エリアは 「BLUE RIDGE」が、奥のBERTH9エリアに「FITZGERALD」が停泊しており、本年度は「FITZGERALD」 (フィッツジェラルド号)の乗船が可能になっていました。 |
内部見学では、船舶の前に凄まじい行列が形成されていました 。余裕の2時間待ちで、炎天下の中、 熱中症で倒れる人もいたようなので水分補給はしっかりとしておきたいところです。 |
乗り降りは、鉄製の頑丈な架け橋で行われます。イベントでは船内 ほぼ一方通行で見学することになり 、差当りのメイン会場は主砲の構える船首甲板になるでしょう。 現役の乗組員と2ショット写真も撮れます。 |
127ミリメートル砲の射程は16キロ、32キログラムの砲弾を 毎分10回発射可能です。主に援護射撃に数多く使用し水上陸上攻撃を支援します。 |
右舷と左舷にある八角形のパネルはSPYレーダーといい、 160キロメートル範囲の索敵が可能です。世界最先端の海軍レーダーです。 白いドーム型のシステムはCIWSといい、本船を標的としたミサイルを 打ち落とすために装備され、邦名は近接防御火器システムとのことです。 20ミリ砲を1分間に3000回発射が可能です。 |
大小様々にミサイル発射筒がありますが、船尾の4×2の計8本、 ひときわ大型のモノがハープーンミサイル発射筒になります。 |
船首、船尾側にそれぞれ VSL(垂直発射システムミサイル)が配備されています。また、本艦はBMD(弾道 ミサイル防衛)も可能とのことです。 |
船尾エリアでは、救命具を実際に担いで重さの体感できる余興や、実銃を目の前で 見せてくれたりと、 写真撮影の他にも中々サービスが良いようです。 |
操舵室エリアは、希望者のみ見学です。梯子を登っていきます。 |
ジョージ・ワシントン号もいました。 |
カウペンス号もいました。 |